制作業界に入りたい、と思っている方の中でも残業時間含めた労働時間がどのくらいなのか、気になる方も多いのではないでしょうか。特に制作業界はブラック、徹夜や終電は当たり前という話題がネットにも溢れているので、これから就職や転職をしようと思っている方の不安の種だと思います。

実際に筆者が採用面接をしていても、確認したいことの中に、月の残業時間がどのくらいのなのか?を聞く学生がほとんどです。逆に給料のことを聞く人はあまりいない。

健康面で問題とかないよね?という意味で質問した「体力面は問題ないよね?」という質問に、急に表情をこわばらせた学生もいました。後で聞くと、体力ある=残業できるよね?と捉えたようで、よほど心配だったのだと思います。

Web制作業界を目指すうえで、残業のことばかり気にするのもどうかとは思います。

そもそも制作の仕事の醍醐味は、顧客の満足する良質なサイトを制作するして喜んでいただくことです。
残業のことより、自分自身のスキルアップに神経を注ぐべきなのです。

しかし、やはり経験したことのない業界でのブラックな噂は気になるところだと思います。
長く働くことを視野にすると、無視できないことでもあります。

そこで、実際にどんな感じは複数の制作会社を経験した筆者の視点でまとめてみたいと思います。




定時退社推奨の制作会社と長時間残業が定着化している制作会社の比較

10:00~19:00までの勤務時間の制作会社を例に、働く時間のモデルを挙げてみましょう。
定時退社を推奨している制作会社から、深夜残業が定常化している制作会社まで3パターンの例を挙げています。

  1. ほぼ定時退社を推奨している制作会社
    10:00出社⇒19:30~20:00退社 1時間残業×20営業日=月20時間の残業
  2. まあまあ、忙しい制作会社
    10:00出社⇒21:00退社 2時間残業×20営業日=月40時間の残業
  3. 長時間の残業が定着化している制作会社
    10:00出社⇒22:00退社 3時間残業×20営業日=月60時間の残業

3の働き方だと、土日どちらかの出勤で同様の働き方をすると、10時間が追加されるので、月の残業が100時間はいくことになります。徹夜が入ったりするともっとですよね。
遅くまで働くのが社風の会社は結局休日も出勤するような雰囲気になりがちです。

筆者の場合は現在1時間半くらい早く出社しているので、1と2の間くらいの働き方です。
体力的にも全然きつくないですし、このくらいであれば問題ありません。

ただ、早く出社する理由は自分でブログを書いたり制作したり、業務時間外に好きなことをやりたくて出社しているので、実質業務では残業ゼロに近いです。

以前勤めていたデザイン会社では、繁忙期になると、筆者自身は3の働き方で、22時に変えれれば終電じゃないのでラッキーという感覚で働いていたこともあります。頭で考えるとうわあ、、と思うのですが、実際に忙しく働いていると時間の感覚がおかしくなってくるのです。

よくアニメやゲームをやっていて夜更かししてしまう人がいると思いますが、好きなことしているかはどうあれ、時間間隔がおかしくなって長時間働くのが癖になってしまうことがあります。

制作業界には結構こういう方もいて、ダラダラと残業することが癖になり、長々と必要以上に打ち合わせをしたり、あまりよくない傾向だと思います。


残業代は出るのか

ほとんど制作会社では見なし残業代込みの月給となっており、残業代がでません。
Web制作会社では休日出勤手当が出る会社はありましたが、残業代が支払われたケースはありません。

実際、Web制作会社は小規模で売上規模も小さな会社ばかりです。
残業代どころか社会保険や厚生年金にも入れず、福利厚生に関してはほぼなしで、すべて自分で処理しないといけない制作会社も多々あります。

筆者自身も面接でそういう制作会社が何社かありました。

制作の仕事は、仕事をもらっている代理店に付き合って深夜まで待機していたりすることもあります。
とはいえ、会社として拘束するのだから残業代は発生するわけですが、残業代を払っていたら経営が成り立たない会社がほとんどなのが現状かと思われます。

だからしょうがない、ということはないのですが、こういう現状だということは念頭において、制作業界を目指すかどうか考えた方が良いと思います。

文句を言ったところで、自分一人で状況は変えられませんし、制作業界にはそういう会社が多いので、やはり不安でしょうがない、と言う人は目指す業界を考え直すのも一つの手だと思います。

↓ 残業代が出るWeb制作会社をお探しならクリック!↓

Web業界の転職ならマイナビクリエイター!!

若い会社ほど残業に対する意識は変わってきている

最近では、電通の残業問題なども受けて、制作業界でも残業を減らそうという傾向が見られます。
筆者の会社ではほぼ残業ゼロです。ただ、3月4月、12月の繁忙期はどうしても、小さな会社だと手が足りずに残業せざるを得ないこともあるのが実情です。

というのは、Web制作の仕事は会社にも依りますが、月によって仕事のボリュームに波があります。

忙しい時期にきちんと稼いでおく必要がありますので、繁忙期の次期はみんなで協力してがんばるということはあります。
それはどこの制作会社でも同じだと思います。

最近では30代や40代の前半の経営者もおり、そういう若い世代の経営者は無駄な残業を嫌う傾向にあります。
ですので、そういった制作会社を探して応募してみるのも良いかと思います

*****

正直なところ、採用面接だけでは分からない部分も多々あります。
筆者の経験でも、最初は面接のときの良いことをおっしゃっていた社長が、実は現場では怒鳴り散らすタイプで、徹夜や終電当たり前、の会社だったこともあります。

当時貯金もあまりなく、独り暮らしで生活もあるのでなかなか辞められずに我慢して数年間を過ごしたこともあります。

業界全体の労働時間が改善されようとしているのは、実際に現場にいて代理店の方と関わっていても感じていますが、まだまだ残業、休日出勤体質の会社は多々あります。

こちらにブラックな制作会社の見極め方の記事も書いておりますので、合わせて参考にしてみてください。

↓ 残業が少ないWeb制作会社をさがしてみよう!↓

Web業界の転職ならマイナビクリエイター!!

にほんブログ村 転職キャリアブログ 転職・転職活動へ にほんブログ村 転職キャリアブログ 求人・採用へ にほんブログ村 転職キャリアブログへ