勉強するエンジニア

先日、プライベートでは一切勉強をしたくない、という社員がどうこうという記事が話題になっていました。

「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のこと

こういった内容の記事は賛否両論あります。

案の定、ネットでは賞賛する意見や、反対する意見色々な意見が飛び交いました。

件の記事の執筆者のおっしゃること、経営者としての気持ちは理解出来ます。

初めから「僕はプライベートでは勉強したくない」なんて宣言するような人は筆者も雇いたくありません。
勉強するしないより、「そう思っていても宣言するなよ!」という感情が強いです。
(なんか扱い難い感満載です。)

たしかに、勉強している人はしていない人には勝てない部分もあります。

では、実際にエンジニアとして働いている人がすべて、プライベートで勉強しているのでしょうか?

技術の差が付くのは、それだけではありません。

ということで、筆者なりに開発現場で思うところを書いてみたいと思います。




実際に、現場ではプライベートで勉強しない人は追い抜かれていくのか。

あくまでWebエンジニアの話ということでお話します。

そもそもですが、たいていのエンジニアは家では勉強していないのではないでしょうか。

休みの日はゲームやアニメ三昧、趣味に没頭しているという方の方が多いように感じます。

エンジニアの方って凝り性の方が多く、趣味の話を振るといつも不愛想なのに、意気揚々と話を始める人も多いですよね。

趣味がコードを書くこと、と言って休日でも自宅でずっと個人サービスとかアプリを作っている人もいます。ブログでアウトプットしているような方は、大体プライベートの時間もスキルアップというか趣味のような感じで、勉強しているのでしょう。

プライベートで勉強している人は、たしかに自分で考えて進める力が養われるので、制作の現場でも壁にぶつかった時の機転が利く方が多いですし、とにかく作業も早いです。

だからと言って、プライベートでは一切勉強しない人が、仕事で使えないかというとそうでもありません。

追い抜かれるかどうかは本人次第です。

仕事で出来ないことがあると、匙を投げてしまう方もいますが、きちんと勤務中に調べて、昼休みも忘れてきちんと仕上げる人の方が多いです。

エンジニアとして必要なのはまず、プライベートで勉強に取り組む以前に、技術に対しての取り組み姿勢です。

プライベートと仕事は分けるけど、やる時はやる!こういう人は、簡単に後輩に追い抜かれたりしませんよ。

やったことのない技術は調査も含めて工数を出しているので、勤務中の時間でも十分に検証はできるはず。

業務で開発をやっていると、時にはやったことのない技術で対応する必要がある時があります。

そういう時、勉強している人ができるかというと、そうでもない。

勉強していることが、業務でやることをマッチした時は、かなりの力を発揮するでしょう。

でも、プライベートでもやったことのない技術は、プライベートで勉強していない人と同じレベルから調査や検証する必要はあるのです。

そうすると、実はそんなに差のない場合もあります。

ただ、基礎があるというのは大前提です。基礎がない人はない人は、基礎を付けてもいないのに勉強はしたくない、というのであれば、それは使いものになりません。エンジニアはあきらめた方が良いでしょう。

業務で実績のない技術を使った開発の場合、検証や調査の工数(時間)もきっちりと開発費用に組み込むものです。

もしそれを組み込まず、いきなり出来ないと工数赤字だ!なんて騒ぐような会社は、今すぐ転職を考えましょう。

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エンジニアもパーフェクトな方はいないです。

やったことがないことがあるのは当たり前、業務を通じてやったことのないことを乗り越えて、ステップアップしてくれればよいのではないかと思います。

ですので、うまく工数管理すれば勤務時間中に勉強する時間も出来るので、必ずしもプライベートの時間を使う必要もないのです。

もちろん、納期が短い場合もあります。

そういう場合は悠長に調査だとか検証なんて、じっくりやっている時間がないことも多いです。

そういう場合に限り、プライベートでも勉強する必要が出てくることもあると思います。




そもそも、勉強をするという行為が分からない人も多いのではないか。

プライベートでも勉強しろ、と言っても勉強の仕方が分からない人も多いのではないでしょうか。

会社でこういうことをやりたいから、1週間後には技術を習得しておいて欲しい、とか課題があれば別です。

しかし、自分で特にやりたいことがなく、仕事としてエンジニアをやっている場合、休日や帰宅後の時間に勉強をしろ、と言われても何をやって良いか分からない人も多いはずです。

よくシステム会社で漠然と情報処理の資格を取れ、という会社もありますが、それと現場で使える使えないは別です。

資格はあくまで知識であり、実務では経験と応用力がものを言います。

会社で求められたことについては、きちんと調べて調査検証するけれど、それ以上のことはプライベートではやらない、プライベートはきっちり休む、というのもひとつのスタンスだと思います。

そこで、大きな差が付くことはないのではないかと思います。

エンジニアのスキルの差は、どちらかというと、ロジカルな考え方が出来るか、機転が利くかというセンスもあります。勉強しなくても出来る奴は出来るし、いくら勉強してても実務では使えない人もいます。

スキルだけではなく、コミュニケーション能力もありますので、一概に勉強しているしていないでは、人は測れないのではないかと思います。

件の記事の社員の方は、勉強しないからスキルアップできずに遅れを取ったのではなく、最初からエンジニアのセンスがない、勉強をしないというスタンスを意固地に続けていたため、業務中のスキルアップにおいても、モチベーションを持って臨めなかったのではないかな、と感じます。

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勉強が先にあるのではなく、作りたいものがあっての技術習得。

経営者としては、社員にスキルアップしてもらいたい、という気持ちは誰でもあるでしょう。

筆者もそれはよく分かります。

制作会社の社長と話をしていると、会社で参考書とか色々買って来て、勉強できる環境は整えているんだけど、なかなか社員に勉強させるのが難しい、と嘆いている方も多いです。

たいていそういう会社は、スキルアップの先に実現したいことやビジョンが不明確なのです。

「ゆくゆくはアプリを作りたい、Webサービスを自社で立ち上げたい」という話はするけど、具体的に何のアプリを作るのか?Webサービスの企画は?というと、何もないのです。

本来、具現化したいものがあっての、それに対する技術です。

そこが分かっていない人が多すぎる。

たとえば、これを作りたいから、そのために勉強して技術を習得して欲しい、という話であれば勉強はしやすいと思います。

技術習得はただ机上の勉強ではなく、作りたいものを具現化するために、調べて作り上げていく過程で勉強になるのです。



プライベートでも勉強して欲しければ副業は解禁すべき。

副業禁止を名目に、個人サービスで稼ぐことを禁止したり、する方が会社の言うところの「勉強」を抑止しているように思います。

会社のために勉強して、どんどんスキルアップしなさい!と言っても、給料は年間にほんの少ししか上がりません。

それで得をしているのは、社長だけなんていう会社も多いです。

それでは、勉強しろしろ言ってもやる気が出るわけありません。

誰でも、自分の作ったものが、自分の利益になると面白いので熱中します。

プライベートでWebサービスやアプリを作って、広告を貼ってみる、そこでお小遣いが稼げればやる気に繋がります。

エンジニアは自分の知っていることは、出し惜しみなく他人に教えたいし、仕事で使えるなら使おうとします。

儲け話を教えない、なんていう意地汚いことはしません。

副業はたとえですが、プライベートで勉強しない、ということを嘆くのではなく、スキルアップすることで個人が得をする、ということを教え、自分で稼ぐことの面白さを教えてみてはどうかと思います。

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