脅す社長

Web制作会社の中には、終電までの残業や休日出勤は当たり前、なんていうブラックな働き方をする会社も多いです。
過酷な環境について行けず、退職を名乗り出たら、業界から干す!と脅された。

芸能界じゃないんだから、と思いますよね。

でも、実際にこういうことをいう、中小ブラック制作会社の社長っているんです。
干されるなんてことって本当にあるんでしょうか?

今回は、そんな理不尽なことを言われた場合の話について、Web制作業界の本当のところを書いてみます。

会社を辞めるにしても、辞め方は重要です。
飛ぶ鳥あとを濁さず。

会社を辞める際に気を付けたいことも、合わせて紹介したいと思います。




不義理な辞め方をすると、Web業界で働けなくしてやる!と社長に言われた。

Aさんは、そんなWeb制作会社で働き始めた新人Webデザイナー。
職場の雰囲気はアットホーム、先輩に何でも聞ける環境、という環境に魅かれて、あるWeb制作会社に入社しました。

ところが入社してみると、職場の雰囲気がピリピリしていて、アットホームな会社と採用情報に掲載されていたのですが、入社してみたら大違い。
先輩社員に話しかけようものなら、「そんなことは自分で考えろ!」「ググれよ!」とまったく相手にされません。

残業はそこそこ、と聞いていたものの、実際には終電や早くても22時に退社するような生活。
時には強制的に休日出勤することも。

そんな生活に疲労をきたし、社長に会社を辞めたい旨、名乗り出ました。
ところが、辞めると聞いた社長の顔はみるみる赤くなり、怒りの形相を露わにしました。

あんまり不義理なことすると、Web業界で働くことができなくなるぞ!

Web業界は狭い業界。
社長同士のコネクションもあるから、不義理なことをすると、あっという間に業界に広がって、二度と転職できなくなる。

そういうことを、何度も繰り返して言われました。
言いたい事を言ったことで満足したのか、最後は考え直せ、と諭されました。

本当にWeb業界で、干されるなんてことはあるのでしょうか?

Web制作業界で業界から干されるなんていうことは本当にあるのか?

結論からいうとそんなことないです。ありえません。

実際に、私もそういう事を言っている社長を知っています。
辞めたいと名乗り出た社員に対して、業界にいられなくしてやる、みたいなことを言っているのも見たことはあります。

しかし、Web業界の中でそこまで影響力はなかったですし、そこまで圧力を掛けられるような方はWeb業界にはいません。
芸能界では、よく干される、といった話はありますが、制作業界は人手不足です。

逆に優秀な方であれば、引く手あまたでしょう。

業界で働くことが出来なくしてやる、なんて発言をする社長のもとは、すぐにでも離れるべきです。

例に挙げたAさんの話では、社長の本心が見えたので、明確に辞める理由が見つかりましよね。

社則で、同業種に転職することを禁止している会社はある。

競業避止義務(競業禁止規定)」といって、ノウハウなどの持ち出し防止のため、同業種の競合他社への転職を社則で禁止している会社もあります。

現にわたしは、そういう制作会社に所属していました。

とはいっても、同じWeb制作会社へ転職しているわけですから、意外とお咎めなしだったりします。
恐らく社則といっても、専門家に相談して、よく理解しないで作っているような社則もあります。

社長自身が社則に定めたことを忘れている会社もかなり多いです。



前職調査は実際にWeb制作業界でもある。

転職先の職場が、前職での仕事ぶりなど素行調査を行う、という噂を聞いたことはないでしょうか?
これは金融業や大手企業などで行われるそうです。

Web制作業界は関係なさそう、と思われた方、実は素行調査はあるんです。

わたしは実際に電話を受けた方ですが、「そちらに勤務されていた○○さんについて、辞められた理由はなんでしょうか?」など仕事振りを聞いてきたのです。

その時は、本当に短い時間で簡単な質問2~3という感じでした。

Web制作の仕事といっても、大手企業のWeb担当などに転職する方もいると思います。
もう辞める会社だからどうでも良いや!といい加減な対応をして辞めてしまうと、信用調査で何を言われるか分かりません。

気に入らない会社とはいえ、円満退社を目指すのが、自分の将来にとっても円満なのです。

保険の手続きなど、退職後も前社と関わることはゼロではないので、なるべく円満退社を。

会社を辞める時、社会保険の手続きなど、辞める会社に対してやってもらわないといけない処理は多々あります。
そこは会社の義務なので、不義理をしたからやってもらえない、ということはありません。

しかし、心象が悪いと、故意に処理を後回しにしてみたり、ちょっとした意地悪じみたことをする人はいます。

会社員というのは、会社側に握られていることが多いです。
とにかく、辞める会社とは縁を切りたい、という気持ちはよく分かります。

しかし、怒鳴られても、脅されても、円満退社できるよう、残りの仕事をきちんとこなしましょう。

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